今年の一月の終わりごろから改修が終わった姫路城がその姿を見せてくれています。
「白すぎる!」と話題になったのでご存じかと思います。
間近で見ると、本当に「白い!」。一寸した違和感すら覚えます。
ニュースでも説明がありましたが、この「白すぎる」原因は、瓦にも塗られたしっくいなのです。
今回どうして?ではなく、これが本来の姫路城、つまり「白鷺城」なのです。
それなら、改修前が黒っぽかったのは?
実は、「黒カビ」の仕業なのです。
ですから、今の「白鷺城」も1~2年で以前の様になるそうです。
今ですよ、今しかないですよ。本来の「白鷺城」をご覧になるのは。
※ただ、お城の中へは来年にならないと入れないはずです。
中に入ってしまったら、その白さは実感出来ませんが……
姫路駅も随分と変わりました。特に駅ビルと北側。
姫路に長く住んでいる私も迷ってしまいます。全く違ってますから。
夏の青空に白鷺が映えます。この夏、是非姫路へいらして、姫路城・白鷺城をご覧下さい。
姫路在住 黒田 でした。
会員のみなさまへ、今年の研究会についてお知らせします。今回もたくさんの方々のご参加をお待ちしています。
(第18回研究会の様子)
■日時 2014年8月2日(土)13:00~
■場所 奈良大学
■内容 《 研究会 》
記念講演
石川 一 教授(専攻 中世和歌)
「物語世界を詠むこと」
教育実践交流
管谷雅紀さん
「教員2年目の授業工夫」
ワークショップ
「あなたにとって『国語』とは」
《 懇親会 》
大学の展望ラウンジにて
17:20~20:00
(第18回研究会の様子)
■参加費 研究会1000円 懇親会3000円
■参加申込
7月19日(土)までに下記のメールあて、お申込みください。
研究会、懇親会 それぞれの参加を明らかにしてください。
大学の宿泊施設の利用希望があればご相談ください。
お知り合いに研究会会員がいらっしゃいましたら、この情報をお伝えいただければ助かります。
■お申込み、お問合せ先
nukokugokyoikuアットマークgmail.com
(アットマークの部分を訂正してお使いくださるようお願いします)
土曜日の昼下がり。
裏庭に侵入者が…
スズメのヒナです。
裏庭に入ったものの真上に飛べず固まっています。
家内と二人どうにか連れ出し、駐車場へ。
すぐさま親鳥がやってきました。
ピーッピーッピーッ
親鳥が呼んでいますが、飛び立つ気配無し。
人間が近くにおるからかな?
暫く家に入って待ちます。
しばらくするとお隣さんのアンテナに…
よかったね。
奈良市在住 尾形恭明
浅田隆先生(奈良大学名誉教授)から、文章と写真が届きました。「奈良大学青垣会」というタイトルで記した先の記事と同じイベントについての感想です。
今ちょっと迷っています。堀井君と言うべきか、堀井先生と言うべきか、やっぱり堀井さんと言うべきか。まあ尊称はともかくとして、今日の「ホームカミングデイ」兼「卒業生教員懇談会(?)」兼「名誉教授の会」で、わが奈良大学国語教育研究会の創立以来会計をご担当いただいた大阪商業大学高等学校の堀井純さんの「管理職としての千思万考」という講演がありました。このことはすでに先の記事で載せられていますが、ぼくは本当に感銘深くお話を聞きました。
彼が3年生の時、宝来キャンパスの僕の研究室で、3人で研究会が始まりました。それが現在も活動している奈良大学近代文学研究会なんですが、あれからもう40年が経過して、今は校長先生。堀井さんの親友が、昨年他界された林敏明さんでもあります。
さて、今日のお話、管理職としての有るべき態度について、かれは本当に、「噛んで含める」ような穏やかな語り口で50分、諄々と語りかけました。内容は「求める教職員像」として「発想できる人、挨拶できる人、謝罪のできる人」を挙げ、また「管理職に求められることは」として「人の悪口を言わない、くよくよしない、後ろ向きの発言をしない、話をよく聞く、しゃべり方を丁寧に」という項目をたてて語りました。
聴いていて、今学校現場の最高位に位置して、このことが語れる人、あるいはこのことを実践している人(もしくは実践しようと努めている人)の生の声が聴けたこと、ぼくは本当に嬉しく思いました。
これらの堀井さんの語りかけは、じつは「管理職」限定版ではなく、人としてのあるべき姿でもあると思いました。そして地位が上昇するにしたがってこの基本を忘れることが多い中で、学校現場にこの精神を戻していこうとしている堀井さんに敬意を表したいと思いました。 今日はありがとう。
写真は堀井さんの語りの姿、講演会場、そして懇親会場です。
浅田でした。