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2026年8月14日金曜日

第31回奈良大学国語教育研究会(御礼)

第31回奈良大学国語教育研究会への多数のご参加ありがとうございました。           今回は講演内容が学習指導要領・デジタル教科書と教育の最新事情に関する内容が多く、盛会となりました。記念講演をいただいた大西英人先生・中田睦美先生、実践報告をいただいた面屋昌樹さんに心より感謝申し上げます。またこれまで研究会を支えていただいた光石亜由美先生、そして今年度より大学側の窓口を引き継いでいただいた穴井潤先生をはじめとする奈良大学の先生方にはご尽力いただき、誠にありがとうございました。

 来年の夏に皆様とお会いできることを楽しみにしております。連日猛暑が続きますが、お身体ご自愛くださいませ。

事務局長 池田 貴之

  日時 2026年8月1日(土)13:00~17:00
  場所 奈良大学 本部棟4階 中会議室


    

    ◆開催の挨拶
        大呂広志 会長

    ◆記念講演①
     「新しい学習指導要領のうごき」
        大西 英人 先生(奈良大学国文学科教授) 

    ◆記念講演②
     「デジタル教科書と国語教育の周辺」
        中田 睦美 先生(近畿大学教職教育部教授・本学OG)
  

    ◆教育実践報告
     「国語科で跳ぶー「国文」卒の特性を生かしてー」
          が
        面屋 昌樹さん(名古屋市立名東高等学校)


メモ                                          

 記念講演では、まず大西先生から現行学習指導要領の中心理念を軸に主体的・対話的で深い学びの実装から次期学習指導要領の改訂に向けたワーキンググループの動向を中心に講演直前にワーキンググループより出された資料にも触れ、GIGAスクール構想に基づく学習端末の導入に基づく学習や評価方法の変化についても触れられた。           

 中田先生からは多くの課題が山積しているにもかかわらず作業部会が最終案をとりまとめ、文部科学省が了承した過程ははじめから「デジタル教科書ありき」であり、見切り発車の感があることを指摘、また日本より先行してデジタル教科書を導入したフィンランドが紙の教科書に回帰し、デジタル化に警鐘を鳴らしていることにも触れ、現状のデジタル推進に傾く教育界に疑問を呈された。

 教育実践報告では面屋さんからはこれまでの教職経験から学習材選定における「テーマ」への意識を中心に論説文や文学作品などの学習材および学級日誌を用いて報告された。


 お手伝いいただいた学生さんや教職志望あるいは教職に進んでいる若い卒業生たちを中心に積極的な質疑応答が行われ、予定時間を大幅に超過するほど活発な会となりました。

 また、研究会終了後の懇親会には多くの参加者が懇親を深めることができました。
次年度も今年と同時期の開催が決定しております。皆さまのご参加をお待ちしております。


2026年8月2日日曜日

第31回奈良大学国語教育研究会のご案内

 【※今年の案内をこちらにUPするのが遅くなり、申し訳ありませんでした。

  次年度以降はしっかりと上げさせて頂きます。 事務局池田】


梅雨の候 奈良大学国語教育研究会会員の皆様におかれましては

益々のご清祥のこととお慶び申し上げます。

さて、第31回奈良大学国語教育研究会を以下の次第で開催致します。

お忙しい中とは思いますが、是非お足をお運びいただければ幸いです。

なお今年度、大学側の窓口が長年研究会にご尽力いただきました光石先生

から穴井先生へバトンタッチされます。光石先生に感謝をお伝えする会に

したいと思います。

今年も盛会となりますよう、皆様のご参加をお待ちしております。

 

奈良大学国語教育研究会 

会長 大呂 広志

 

開催日時:2026(令和8)81()1300分開会

場  所:奈良大学本部棟4階中会議室(展望ロビー横)

会  費:1000円(大学生・大学院生無料)

内  容:記念講演  「新しい学習指導要領のうごき」

             奈良大学 大西 英人 先生

     記念講演  「デジタル教科書と国語教育の周辺 

             近畿大学 中田 睦美 先生(奈良大学卒業生)

     実践教育報告  「国語科で跳ぶ ー「国文」卒の特性を生かしてー」

                が

             名古屋市立名東高等学校 面屋 昌樹 さん

    会:「とみや高の原店」1900分開始 会費4000

申込方法:会場準備や資料の関係上、以下のフォームにご入力をお願い致します。(730日締切)

     https://forms.gle/qxYbbjtT6TT5zxib6

    :派遣依頼等必要な場合はフォームにご記入ください。

     (発送させていただきます)    

2025年7月6日日曜日

第30回奈良大学国語教育研究会のご案内

 盛夏の候 奈良大学国語教育研究会の皆様におかれましては、益々のご清祥のこととお喜び申し上げます。 
 さて、第30回奈良大学国語教育研究会を以下の内容で開催致します。本研究会も今年度は節目となる第30回目を迎えます。
 お忙しい中恐縮ですが、お誘い合わせの上、ご参加の程よろしくお願い致します。

1 日時  2025(令和7)年8月2日(土) 午後1時開催


2 場所  奈良大学 本部棟4階 展望ロビー横 中会議室


3 会費  1000円(学生無料)


4 内容
 ・記念講演
  「藤原敏行「秋来ぬと」歌の新しさ」  滝川 幸司 先生(大阪大学文学部・元本学教員)
 ・教育実践報告
  「国語の面白さと「内包化」について」 西村  潤 さん(大阪商業大学高等学校)

 ・ワークショップ
  「センセイのお仕事~担任・分掌・部活動・雑務いろいろ~」
  コーディネーター 池田 貴之  (東大阪市立日新高等学校)

5 参加申し込み
   7月30日(土)締め切り

  会員のみなさまには、メールで申込フォームのリンクをお知らせします。
  ※今年度、宿泊については斡旋しておりません。


6 懇親会
  午後6時30分より、「デバス高の原店」 会費4000円
  ・研究会参加申し込みの際に、懇親会参加も承ります。

  皆様にお会いできる日を楽しみにしております。

2024年7月9日火曜日

第29回奈良大学国語教育研究会のご案内

 梅雨の候 奈良大学国語教育研究会の皆様におかれましては、益々のご清祥のこととお喜び申し上げます。 
 さて、過日お知らせした第29回奈良大学国語教育研究会を以下の内容で開催致します。浅田隆先生の訃報から、未だ哀しい現実を受け止められない状態です。が、皆様と新たな一歩を踏み出すことができればと思います。
 お忙しい中恐縮ですが、お誘い合わせの上、ご参加の程よろしくお願い致します。

1 日時  2024年8月3日(土) 午後1時開催


2 場所  奈良大学 本部棟4階 展望ロビー横 中会議室


3 会費  1000円(学生無料)


4 内容
 ・記念講演
  「〈境界〉としての泉川」  穴井 潤 先生(奈良大学国文学科)
 ・教育実践報告
  「不登校対策事業の取り組み」  岡野周平さん(守口市立樟風中学校)
 ・浅田隆先生を偲んで
   コーディネーター  棚橋正人さん(当研究会 初代事務局長)
 ・新事務局体制の承認

5 参加申し込み
   7月26日(金)締め切り

  会員のみなさまには、メールで申込フォームのリンクをお知らせします。
  ※今年度、宿泊については斡旋しておりません。


6 懇親会
  午後7時より、「デバス高の原店」 会費4000円
  ・研究会参加申し込みの際に、懇親会参加も承ります。

  暑く、熱い夏。皆様にお会いできる日を楽しみにしております。


奈良大学国語教育研究会 会長 大呂広志


2024年3月4日月曜日

訃報

早春の候 奈良大学国語教育研究会の皆様におかれましては益々ご清祥のことと存じます。

 さて皆様に悲しいお知らせをしなければならないことをお許しください。
 長年私たちに深い愛情を持ってご指導くださり、研究会を支えてくださった奈良大学名誉教授 浅田隆先生がご病気のため2月25日にご逝去されました。
 突然の訃報に大きな悲しみと喪失感で、未だ現実を受け止められない状態が続いています。
 奥様をはじめご家族のお気持ちから私たちの会葬や香典などは辞退させていただくこととなりました。
 浅田先生の葬儀はご遺族のみで執り行われました。皆様もご遺族のお気持ちが落ち着かれるまで、浅田先生とのお別れは時をおいていただければ幸いです。
 ご遺族のお気持ちもあり、皆様へのご報告が遅くなりましたことを深くおわび申し上げます。研究会事務局から、後日「浅田先生とのお別れの会」をご案内できればと思います。
 奈良大学を学生たちを心から愛してくださった浅田先生。本当にありがとうございました。
 浅田先生のご冥福をお祈りするとともに、これからも浅田先生の背中を目標に精進することを誓います。


    令和6年 3月 4日

               奈良大学国語教育研究会    
                   会長 大呂広志    

 

写真:「プロカメラマン撮影のフリー写真素材・無料画像素材のプロ・フォト

2023年8月15日火曜日

第28回奈良大学国語教育研究会報告

 第28回奈良大学国語教育研究会への多数のご参加ありがとうございました。おかげさまで盛会となりました。記念講演をいただいた鈴木喬先生、実践報告をいただいた岡部秀樹さん、棚橋正人さんに心より感謝申し上げます。いつも支えていただいている奈良大学の先生方、ご尽力いただき、ありがとうございました。
 来年の夏に皆様とお会いできることを楽しみにしております。連日猛暑が続きますが、お身体ご自愛くださいませ。

奈良大学国語教育研究会 会長 大呂広志


  日時 2023年8月5日(土)13:00~17:00
  場所 奈良大学 本部棟4階 中会議室

 懐かしい中会議室です。「コロナ」による影響で2020年は誌上開催、2021年はリモートで開催、昨年はやっと大学への入構が許され、完成予防のためと広い教室をお借りしました。中会議室で開催できたのは4年ぶりになります。研究会が立ち上がって30年目、いつもの会場に戻っての開催となりました。

    ◆開催の挨拶
        大呂広志 会長
    ◆記念講演
     「『万葉集』の文字表現-漢字専用時代の作品を読むということ-」
        鈴木 喬 先生(奈良大学国文学科准教授)

    ◆教育実践報告
     「あっという間の40年」
        岡部 秀樹 さん(当研究会前会長)
    ◆ワークショップ
     「ポルトガルと日本文学-巡礼路から見えたもの-」
        棚橋 正人 さん(当研究会前事務局長)

    ◆近況報告
        参加者全員の近況報告のコーナー


メモと感想
 鈴木先生の記念講演は現行の学習指導要領の内容を踏まえて、生徒に、漢字をどのように身近なものとして意識させるかという内容でした。高校生への模擬授業でも実践されているのは、身近なことばを漢字だけで書かせてみる試みでした。日本人が漢字という外来の文字(漢字)をどう工夫しながら日本語の中へ取り込んできたのかが、高校生にも理解しやすい内容でした。面白く興味惹かれるご講演でした。
 教育実践交流では、定年後も再任用教諭として働く岡部さんのこれまでの教員生活を振り返り、また定年後に初めて経験する通信制家課程でのレポートやスクーリングについてのお話でした。私たちがふだん授業としてイメージしているものとはずいぶん違うものであることを教えていただきました。
 ワークショップの棚橋さんは、これまで2度のサンティアゴ・デ・コンポステラへの巡礼記事を、この研究会のブログでも公開しておられます。この度は三度目となる巡礼の報告。ポルトガルのリスボンからサンティアゴ・デ・コンポステラへ巡る旅の報告をしていただきました。旅の中で、自分の心がオープンになるまで、棚橋さんでも3日ほど時間が必要だとおっしゃいます。日常生活から心を解き放つことも大切さを教わったような気がします。

 参加してくれた学生さんからは、今日の話を聞いて、ぜひとも教員になりたいと思ったという感想を聞きました。学生さんの参加人数は多くはなかったのですが、私たちとしてはとても心強いことでした。
 いつもなら、会議室隣の展望ホールで「乾杯!」となるところなのですが、まだ懇親会を計画できる「日常」までは戻っていません。一部のメンバーで奈良市内某所において、お疲れさんと乾杯をして解散したのでした。






2023年7月17日月曜日

仁和寺にある法師  仁和寺から石清水八幡宮まで(5)


 


 

  5時間30分かけて、18kmほどを歩きました。歩いてみれば、それまで見えなかったものが見えるのではないかと淡い期待もしましたが、凡人の当方にはこれといったひらめきもありません。「亀さん、問題の列車に乗ってみようじゃないか」と言って、列車内から事件解決のヒントを見つけてくる十津川警部のようにはいかないのです。とりわけ、兼好の立場ではなく、「仁和寺にある法師」の立場でものが考えられるのではないかと思ったのも、考えすぎでした。


  現代、「法師」を擁護する意見もあるようです。例えば、今でいえば東京大学のように最高学府だった仁和寺のお坊さんがこんな失敗をしたということを書きとめることで、兼好は溜飲を下げたとか。また、都に住まいする者にとっては東にそびえている比叡山と比べれば、男山は低い低い山であって、俗人たちが踏み固めた山道は、畏怖を感じるに足りないとかいうものです(男山は標高143m、仁和寺の目の前にある双ケ丘は標高116mだそうです)。


  「仁和寺にある法師」が、仁和寺本家の僧だったのか、子院の僧だったのかは本文だけでは情報が足りません。また、それなりの年齢であることはわかるものの、僧としての位がどれほどであったのか、よくわかりません。それが明らかにされないと、「ただ一人徒歩より詣で」た意味が定まらないと考えられます。


  ただ、この桂川、宇治川、木津川に流れ込む水が、例外なく大山崎の狭い谷を通って大阪湾に流れ込むしかないと考えたとき、京の都からは、水の流れを頼りに下流へ歩いていけば石清水八幡宮のある男山の近くにたどり着くはず。兼好の時代、小椋池があったにせよ、下流を目指せば男山の近くを通ることになります。とすれば、「仁和寺にある法師」が「先達」をアテにしなかったのは、「先達」がなくてもたどり着けるという安心感があったからではないのか。


  私は5時間半かけて高良神社にたどり着きました。google師によれば、所要3時間39分。「法師」も3時間~4時間で到着したはず。しかし、その日のうちに、同じ距離を御室に向かって帰らねばならない法師を考えると、男山付近でのんびりしている余裕がなかったのではないかとも思われます。季節が明らかにされていませんが、もし冬至に近い頃なら、昼間は10時間を切っているはず。のんびり山登りなんぞしていられません。
  御室あたりに住まいする者にとって男山は、頑張ったら日帰りできるのに、「年よるまで岩清水を拝ま」ずにいた微妙な距離にあるのです。

2013月5月訪問

(「仁和寺から石清水八幡宮まで」 おしまい hill)