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2014年12月23日火曜日

朔旦冬至

 昨日は冬至でした。ゆず湯に入って、なんきんを食べてという方は多かったはず。
 昨日の冬至は冬至の中でもスペシャルな冬至で、朔旦冬至(さくたんとうじ)というのだと友人が教えてくれました。 その友人がいうには、新月と冬至が重なる日なんだそうです。月の復活と太陽の復活が重なる、大変めでたい日なんだとか。これが19年に一度しかやってこないという話です。
 19年前。前回は1995年ということになります。この年、私は何をしていただろうと考えてみます。あの学校に転勤した年だったなと思い出していました。
 そして次回はというと、19年後ではなく、38年後に朔旦冬至がやってくる。説明書きを読んでも私には難しすぎて理解できないのですが、19年後には冬至の日と新月の日が数時間のずれで日を跨いでしまう(同じ日にならない)ので朔旦冬至にはならないのでそうです。38年後、うーん、残念ながらあちらの世界にいそうです。だからどうということはありませんが、私の人生最後の朔旦冬至か。静かにもの思いをしたい。
 ところが。朔旦冬至の昨夜は学校の忘年会。にぎやかに過ごしてしまいました。こともあろうに、ゆず湯にも入らず寝てしまいました。朝から大慌てで入りましたよ。
 今日の夕方、西に向かってクルマを走らせていました。太陽が沈んだ後の山の端に、細い細い月が見えました。信号待ちをしている間にその二番目の月は早々と山に隠れていきました。


(hill)

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