学校にもよりましょうが、概ね教員は生徒のケータイだのスマホだのに手を焼いているというのが実際のところでしょう。
ケータイ電話の会社からはがきがやってきました。スマホをただでやる。おまけに現金も付けるというものです。
当方、いまだにフューチャーホン(ガラケーという言い方は正しくないよう思う)を使っています。もとよりケータイなんてものにあまり興味がありませんでした。いつでもどこでも電話ができるというメリットは、いつでもどこでも電話に応じなければならない、捕まえられるというデメリットでもあります。ケータイを持つことに抵抗してきたのですが、これも世の流れ、書類などに記入するたびにケータイの番号を書かされることに抗いきれず、とりあえずはとプリペイドケータイを持ったのが、2003年の夏だったと記憶します。
それから、通信会社の薦めでプリペイドから脱出することになり電話機を交換、3年ほどでSIMカードの認識ができなくなったので、もう一度交換で現在の機種で3年と少々。今時、まだ3台しか使ったことのない希少なニホンジンです。
今は、高校生の90何パーセントはスマホらしいです。私が若者ならば、電車の中でフューチャーホンを広げてメールを確認するというのも恥ずかしい気持ちになったかもしれませんが、この年になってしまうと他人がどう思うかなんてどうでもいいことです。そもそもほとんど話すこともメールを読み書きもしない私、ケータイは少し重めのお守りみたいなものでしかありません。夕方になって電源を入れ忘れていたことに気づいたなんてこともちょいちょい。つまり、夜には電源を落としているということですね。 そんな希少なニホンジンにスマホをただでやると言われてもなぁ。通信以外にさまざま便利なツールにもなるということはわかっているし、防災面でも有効なのだろうということはわかっているのですが、移動中くらいコンピュータから離れていたいものです。ネット上の情報や人とつながっていない自由を味わいたい。
それに第一、データ通信の分だけ会社に払う料金はかさむ。会社としては損して(スマホを無料で与えて)得とれ(通信料で回収)のビジネスモデルだろうと思いますが、私は今のところ、「昭和の生活」に何の不便も感じていません。スマホでしか利用できないようなサービスが必要になったときには、周りの誰かを捕まえればすむことですから(ズルッ!)。
最初にプリペイドケータイを持ったときのように外圧に負けて、やがてはスマホを「持たされる」時代がやってくるのでしょうが、今は3G(4Gじゃないんですよ)ケータイでいいやと思っています。
タイトルはウソです。「スマホには交換せず」が正しい。
(hill)
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