11月14日の夜は、スーパームーンだということになっていました。ところがこの国はほぼ雲に覆われたようで、68年ぶりに大きく明るいというスーパームーンを見ることができませんでした。悔しい。
仕方がないので翌日の月を見てやろう。スーパームーンにはならないけど、スーパームーンの弟くらいの値打ちはあるに違いない。15日20時の段階で月齢が15.77だといいます(「こよみのページ」)。
15日の夜と16日の朝。合計3回月を見上げました。写真を撮りましたのでご覧に入れましょう。
カメラはいつも持ち歩いているコンパクトデジカメ。どちらかというと安いほうのカメラだと思います。光学ズーム12倍、デジタルズームを組み合わせると48倍なんだそうです(デジタルズームなんて使うことがないので)。掲載する写真は、トリミング(切り取り)はしていません。320×240pixelにリサイズしてあります。
カメラの測光をスポット測光にします。スポット測光なんてかつては高価な一眼レフにしかついていませんでしたが、ありがたい時代です。こんな普及品にもついています。露出補整はだいたい-1くらい。ズームを望遠側いっぱいにして撮影します。カメラはすべて手持ち。満月は明るいものですから、三脚がなくてもブレません。
月が小さく写っているのが光学12倍、大きく写っているのはデジタルズームで48倍の写真です。
まずは、帰宅した21時前。月が見えないような厚い雲はないものの、うす雲に邪魔されてぼんやり。
一杯機嫌の22時過ぎ。酔っていてもちゃんと撮れるものです。我ながらあっぱれ。それでも、やはり雲のベールが気に食わん。
翌朝、犬の散歩の合間に。今度は雲のない時をねらって撮ることができました。
どうです?みなさんお持ちのカメラで満月を撮れると思いませんか?覚えておくことはふたつだけ。スポット測光と露出補整をマイナス側にすること。これだけです。
(hill)
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