大雑把な言い方をすれば、街中のあちらこちらのお店のショーウィンドーに雛人形を飾って、桃の節句の雰囲気を演出しましょうという取り組みでしょうか。今年で3回目だというのですが、私は今年初めて知りました。
たまたま一番初めに見たのが市役所横の菊屋さん。和菓子を買いに行ったら、あの古い店舗に何段もあるような豪華な雛人形が置いてありました。御殿雛といって、屋形がついているのが関西風だそうです。
もう少し見てやろうと今日、郡山の町を少し歩いてみました。菊屋さんのようなフルコース的な雛人形ばかりではなく、ガラスケースに入った小ぶりなものもありましたし、2体だけの
ものもありました。食品関係のお店では温蔵庫の上にちょこんと置いてあるのも見かけました。
中には、手紙のような文章を添えた雛人形もありました。「娘のために母が雛人形を届けてくれました。私にはお母さんと呼べる人がいるだけで幸せです。」というようなことが書かれていました。この手紙を書いた人の娘、そしてお母さん、つまり親子三代がこの手紙の中に登場するわけですね。後ろの文にちょっとホロッとしてしまいました。
「大和な雛まつり」は3月9日まで。100以上のお雛様が見られるそうです。
(hill)
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