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2014年8月9日土曜日

第19回奈良大学国語教育研究会報告(1)

《日時・場所》
◇2014年8月2日(土)13時から
◇奈良大学 A棟4階中会議室


《内容》
◇開会の挨拶 会長
◇記念講演  「物語世界を詠むこと」
      奈良大学文学部国文学科教授   石川 一 先生

◇教育実践交流 「教員2年目の授業工夫」 
      奈良県立平城高等学校 管谷雅紀 さん



◇ワークショップ「あなたにとって『国語』とは」
      進行 奈良大学国語教育研究会 初代事務局長 棚橋正人 さん

 奈良大学国語教育研究会とは、この大学を卒業後国語科教員になった人たちを中心にして組織されている研究会です。国語科教員だけでなく、国語科教員を目指す大学生や、教員以外の仕事をしている人たちも集まる、層の広い研究会です。


 記念講演では、本歌取りに関わるお話でした。歌の中に物語の世界をイメージするというもので、本歌取りに対して持っていたイメージよりももっともっと奥の深い世界があることを教わりました。教育実践交流では、採用2年目の教員の日々の奮闘具合が語られました。言葉はハキハキ、元気があって笑顔があって、生徒と楽しく過ごしている管谷さんの毎日が想像できました。ワークショップは、これまでと趣を変え、参加者にスケッチブックとフェルトペンを配布、「あなたにとって『国語』とはどんなものか」を全員に語ってもらいました。棚橋さんの絶妙な進行のおかげもあり、とても盛り上がりました。いろいろな国語があって、お互いに自分のもっている「国語」のイメージを広げることができました。


 今回は昨年以上に学生さんの参加が多く、いつもの研究会とは雰囲気が違います。また、教員も若い人たちの割合が多くなりつつあります。


 研究会も次回で20回になります。

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