しょうざんの紅葉具合に失望して、さて次はどこへ行ったものだろうと思案しました。白沙村荘も、ブログで今年の紅葉はあかんと書いていました。ずっと昔、初夏に訪れたきたりで、この秋には久しぶりに訪ねてみたいと思っていたのに残念です。
それで昨年10月に行ってみた大徳寺の塔頭、高桐院に行ってみました。昨年は紅葉には早く、しかも拝観時間の終了に近いころだったので人は少なかったのですが、今回はきっと大混雑に違いないと覚悟はしていました。
それで昨年10月に行ってみた大徳寺の塔頭、高桐院に行ってみました。昨年は紅葉には早く、しかも拝観時間の終了に近いころだったので人は少なかったのですが、今回はきっと大混雑に違いないと覚悟はしていました。
参道から見えるカエデは、しょうざんよりはずっといい感じだと思いますが、それでもまだ寂しい。一方、入り口で参拝者が脱いだ靴はざっと100足、つまり 100人ほどの参拝者と思われます。昨年の10月に訪れた時よりもずっと多い。確かに混雑してはいますが、庭の紅葉具合はいい感じ。でも、今年でなかった ら、もっと見事なのではないかと想像できます。毛氈を敷いた縁側?も、庭を眺める人がいっぱい。庭にも人がいっぱい。
でもしばらく待っていると、この混雑にも波動があることに気がつきました。団体客の有無でしょうか。人が多くなったり少なくなっりします。そのことに気づいたら、目的のポイントで人が少なくなるのを待てばよいのです。風景写真はチャンスを待つことが仕事。これは、単独行動ゆえに可能なこと。誰かと一緒だったり、グループだと不可能なことでしょうね。
十分にシャッターを押して、もういいやと帰りかけましたが、そこでムクムクと湧いてきたのが参道の写真を撮りたいという欲求。山門を入ったところから石畳を撮りたい。さっきの経験から、待てば何とかなるのではないかという浅はかな期待…
山門の横で30分以上粘ったのですが、結局、人が途切れることはありませんでした。参道の長さがそこそこある(googleマップで見ると40m強)上に、参拝者がみんなここで写真を撮りたがるものですから、通過するのに時間がかかってしまう。
諦めて、山門を出たのでした。
(hill)
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